どうも!末広です。
新人のうちに誰もが一度は言われるであろう報連相。
報連相(報告・連絡・相談)は、ビジネスの基本的なコミュニケーション手法であり、職場での信頼関係や効率的な仕事を支える重要なスキルです。
重要性を理解していても新人のうちはなかなか抜け出せない報連相の迷宮…。
私自身も、
上司が忙しいかな…。
こんなこともわからないなんて思われたくない…。
この連絡事項は今更感ないかな?
数えきれないくらいの障壁がありました。
上司が抱える多忙なスケジュールの中で、正確かつタイムリーな報連相ができることは、チーム全体の成果に直結します。
本記事では、上司にとって「助かる」と感じられる報連相のポイントと、実践方法について詳しく解説します。
1. 報連相の重要性とは?
報連相の基本的な役割
報連相とは、「報告」「連絡」「相談」の頭文字をとった言葉で、職場でのコミュニケーションをスムーズにするためのフレームワークです。
これにより、上司や同僚との意思疎通を円滑にし、プロジェクトの進行や問題解決を支援します。
- 報告: 業務の進捗や成果、問題点などを上司に伝える行為。
- 連絡: 業務の進行や必要な情報を関連メンバーに共有すること。
- 相談: 問題や疑問が発生した際に、アドバイスや解決策を求めること。
これらを適切に行うことで、業務の進行状況や課題が常に把握され、意思決定のスピードが上がります。
特に上司にとって、部下の進捗や問題を早期に把握できることは、対策や支援を適切なタイミングで行える大きなメリットです。
上司は部下を手足のように使いたいもの。
認識のずれにより手戻りや無駄な時間の消費等は発生させたくないと考えるものです。
2. 上司が助かる報連相の実践方法
報連相が上手くいくかどうかは、内容だけでなく「タイミング」や「伝え方」にも大きく左右されます。
ここでは、上司にとって有益で助かる報連相の実践方法を紹介します。
1. 適切なタイミングでの報連相
上司が最も嫌がるのは、問題が深刻化してからの報告です。
問題の発生は上司にとっても予想の範囲内。
小さいうちに報告しておけば、上司は対処の選択肢が多くなり、ストレスが少なくなります。
進捗が思わしくない場合や、トラブルが発生したときは早めに報告しましょう。
「まだ解決策が見つかっていない」と感じる場合でも、現状を共有することで、上司が早期にサポートできる体制が整います。
2. 簡潔かつ正確な情報提供
報告や連絡は、情報量が多すぎても少なすぎても問題です。
上司が必要な情報をスムーズに把握できるよう、ポイントを押さえた簡潔な報告を心がけましょう。
- 結論を先に述べる
重要な内容は結論から伝え、その後に詳細な背景や状況を説明します。 - 具体的な数字やデータを添える
漠然とした説明よりも、数字やデータを用いることで、理解が早くなります。 - 報告書や資料の活用
長い報告を口頭で伝えるより、簡潔な資料やメールにまとめておくと、後から振り返りやすくなります。
3. 相談時の準備と提案
上司に相談する際には、問題や疑問を整理した上で、複数の解決策を考えた状態で臨むことが重要です。
単に「どうすれば良いですか?」と質問するだけではなく、具体的な案を提示することで、上司も判断を下しやすくなります。
- 課題の明確化:
どこでつまずいているのか、具体的に伝える。 - 解決策の提案:
自分なりの解決策を2〜3案ほど提示し、上司に選んでもらう形をとる。 - 相談前の情報収集:
上司に相談する前に、自分で調べられることは調べておく。
これにより、無駄な質問を省き、上司も信頼して任せやすくなる。
3. 報連相を実践する上での注意点
1. 連絡漏れを防ぐ工夫
チームでの連絡ミスが発生すると、プロジェクト全体に遅れや誤解が生じる可能性があります。
メールやチャット、電話などの手段をうまく使い分け、重要な情報は共有し忘れがないようにすることが大切です。
チャットツールやプロジェクト管理ツールを使って、全員が情報を確認できる状態にする。
問題点や不明点を他のメンバーに公開することが恥ずかしいと感じる方もいるが、放置している方がよっぽど恥。
2. フィードバックを取り入れる
報連相は一方通行ではなく、上司からのフィードバックを元に改善を繰り返すことが重要です。
上司が「報告が多すぎる」「細かすぎる」と感じている場合には、その意見を受け入れ、次回から報告の頻度や内容を調整しましょう。
また、どういう形の報告がわかりやすいか?くみ取ることができればなお良いです。
まとめ:上司が助かる報連相とは?
いかがでしたか?
報連相は、ただのコミュニケーション手段ではなく、職場の信頼関係や仕事の効率化に直結する重要なスキルです。
上司が助かる報連相を行うためには、タイミングを逃さず、簡潔かつ正確に情報を伝えることが大切です。
右も左もわからないうちは全て指示して動かしたいくらいですが、上司側はそのような時間が割けないものです。
適切なアクションを新人側から起こしてもらえると、指示や教育の時間が削減されて上司は大変助かります。
また、相談時には事前に準備し、提案を添えることで上司も迅速な意思決定ができるようになります。
日々の報連相を通じて、信頼されるビジネスパーソンを目指しましょう!
さまざまなところで言われていることですが、新人のうちに不明点は潰しておきましょう!
2年目、3年目と時が過ぎていく毎に聞きにくい状況になっていきますよ。
新人の頃の不明点を後回しにしてしまい、数年後に後輩から後ろ指さされたくないものです!